2025/07/05

Taiwan Today

文化・社会

陳高雄市長らが「フルーツ料理対決」で「台日高雄フルーツ祭」をPR

2024/08/05
「2024年台日高雄フルーツ祭」が24日と25日に高雄市で開かれる。イベントの事前PRで、高雄市の陳其邁市長がこのほど日本側と「フルーツ料理対決」を行い、腕前を披露した。左から日本台湾交流協会高雄事務所の奥正史所長、陳高雄市長、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表。(高雄市サイトより)
高雄市と日本の対台湾窓口機関・日本台湾交流協会による「2024年台日高雄フルーツ祭り」が24日と25日に高雄流行音楽センター海風広場で開かれる。農業部(日本の農林水産省に相当)は台湾各地の旬の果物を紹介、日本からは新鮮なフルーツが空輸される。加えて高雄地元の特色など、これらすべてがイベントの魅力となる。イベントの事前PRで、高雄市の陳其邁市長がこのほど日本側と「フルーツ料理対決」を行い、腕前を披露した。
 
「対決」したのは陳市長と、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表、高雄事務所の奥正史所長。カメラの前で初めて「フルーツ料理ショー」を披露、台湾と日本の果物を料理に使い、完成すると互いに批評し合うなど笑い声の絶えない映像となった。
 
陳市長は高雄市大樹区の金鑽パイナップルを選択。強火でパイナップル入り海老チャーハンを完成させた。片山代表は台湾産ドラゴンフルーツと日本の温州みかんで特性のフルーツサンドイッチを。奥所長はリンゴのふじに飴をかけて「糖葫蘆」に仕上げた。
 
陳市長がチャーハンを作るのは20年ぶりだとのこと。また、片山代表は、ドラゴンフルーツやブドウなど台湾と日本の果物を使ったことについて、「台日の友好関係を象徴する」と述べると共に、今年台湾のドラゴンフルーツ赤肉種の日本への輸出が始まったことに触れ、マンゴーやパイナップルと同様に日本で人気が出ることを予想した。
 
第1回(2022年)と第2回(2023年)の「台日フルーツ祭り」を日本台湾交流協会と共同で計画した中華文化総会の李厚慶秘書長(=事務局長)は、「フルーツという共通の話題で台湾と日本の友情に関するマイルストーンを記念して大好評だった。今年は高雄市で、より大規模での開催となり、より見どころが増えた」と期待した。
 
今年のイベントは農業部が指導単位となり、高雄市、高雄市行政及国際処、日本台湾交流協会、中華文化総会が共同開催する。高雄市では、台湾と日本の高品質なフルーツを具体的な行動で支持し、丹精込めて果物を栽培する農家をサポートしようと呼びかけている。
 
 

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